2016年11月13日日曜日
病院にあったユリの花
病室にユリの花があった。「ミエちゃんが好きなユリの花を置いていきます。」とメッセージカードが添えられていた。俺は美枝子に「ユリの花の匂い=祈祷室なんだよなぁ」と言ったことがある。でも、美枝子の好きな花なんて知らなかった、、、。俺は美枝子に好きな花も聞いたことがなかったってことか、、、。俺の愛し方が足りなかったから、少しだけ美枝子を世話する時間を与えられたんだなァきっと、、、。
2016年11月3日木曜日
ママが入院した
滅多に使っていなかった家のカギ、今は毎日2回使ってる。玄関で待っているのはネコ。二人の息子たちはそれぞれ大学生の一人暮らし。仕事帰りに1時間ほど病院に寄るのが日課になった。ママ(美枝子)は意識はあるものの認知できない状態。寝たきりで点滴のみで生かされている。でも、声をかけると一瞬目を開けて笑顔を見せてくれる。それが実に良い。誰か見舞った人が「今まで見たことない笑顔だったよ」と言ってくれた。まさに『幼な子』のような素敵な笑顔なのです。
もし意識がはっきりしていたら、本人も周りも深刻な顔になっていたかもしれない。 突然霊界に行っちゃったら本人も家族もさぞかし無念だろう。自分が美枝子を愛し足りない分、世話をする時間を与えてくれたのが神様の配慮なのだろうと思う。
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